新年を迎えるたびに、リビングや玄関にちょこんと飾られる「干支の置物」
毎年違う干支が登場することもあり、ついコレクションのように集めてしまう人も少なくありませんよね。
でも、ふと気づいたときに「去年の干支、まだ飾りっぱなしだけどいいのかな?」「干支の置物って出しっぱなしでも大丈夫なの?」と不安になった経験、ありませんか?
今回はそんな疑問に答えながら、風水的に見た干支の置物の意味、出しっぱなしにする際の注意点、運気アップにつながる配置や飾り方などを詳しくご紹介します。
飾る期間の目安から処分・保管方法まで、干支の置物をもっと上手に、もっと運気よく活用するヒントが満載です。
干支の置物って、出しっぱなしでもOKなの?
結論から言えば、「干支の置物を出しっぱなしにすること自体に問題はない」です。
インテリアとしても縁起物としても、そのまま飾っておけるアイテムですし、風水の観点でも「絶対に片付けなければならない」というルールはありません。
ただし、気をつけたいのは“飾りっぱなし”と“放置”の違い。
ほこりをかぶっていたり、意味もなく何年分もの干支がごちゃごちゃと並んでいたりすると、逆にエネルギーのバランスを乱してしまうことも。
風水では「空間の気の流れ」がとても大切とされており、干支の置物も適切に扱うことでより良い運気を招く助けになると考えられています。
いつまで飾るのがいいの?飾る期間の目安
日本の一般的な習慣では、干支の置物は年始から1月15日(小正月)ごろまで飾るというのがよく知られています。
でも、風水的には「一年を通じて飾ってもOK」
大切なのは、“今”のエネルギーに合った置き方をしているかどうかです。
長く飾るなら、こんなことに気をつけよう!
チェック項目 | ポイント |
---|---|
ほこりや汚れ | 定期的に掃除をして清潔を保つ |
飾る場所 | 方角や部屋の用途に合った位置に置く |
干支の切り替え | 毎年新しい干支に合わせて配置を見直す |
干支の置物を出しっぱなしにするとどうなる?風水の視点
風水では、干支の動物ごとに異なるエネルギーがあると考えられています。
そのため、前年の干支をいつまでも飾り続けていると、新年のエネルギーと調和しにくくなるケースもあるのです。
とはいえ、出しっぱなし=悪い、というわけではありません。
例えば、自分の干支や相性の良い干支を継続的に飾ることで、自分の運気を安定させたり、特定の運を呼び込んだりする効果が期待できます。
こんな願いにはこの干支!目的別おすすめ配置
干支の置物を出しっぱなしにするなら、せっかくなので「願いごと別」に置いてみるのはいかがでしょうか?
下記の表に、干支と運気の関係をまとめてみました。
願いごと | 置く干支 | 置き場所のおすすめ |
---|---|---|
金運アップ | 蛇・龍 | 西側・玄関 |
仕事運アップ | 馬・虎 | 東側・書斎やオフィス |
健康・家族円満 | 犬・猪 | リビング・寝室 |
恋愛・対人運 | 羊・兎 | 南側・寝室 |
自分の願いに合った干支を、方角や部屋の特性に合わせて置くことで、日々の生活の中でも開運効果を感じられるようになります。
置きっぱなしにするならココに注意!正しい飾り方と場所選び
出しっぱなしにする場合、飾る場所の環境や方法にも工夫が必要です。
風水的に「気の入口」となる場所や、「落ち着いた気」が溜まりやすい場所を意識すると、運気を取り込みやすくなります。
飾る場所別の効果
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玄関:外からの良い運気を取り込む場所。干支の置物を左側に置くと吉。
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リビング:家庭運・健康運に◎。中央や家族が見える場所に配置。
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寝室:恋愛運・安眠に効果的。小さめの置物を枕元に。
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仕事部屋・デスク:左側に置くと集中力アップ、仕事運が安定。
素材にも注目。
陶器製はバランスを整え、金属製は金運を強化、木製は健康や成長運を助けてくれるとされています。
干支の置物、どうやって処分・再利用すればいい?
「もう使わないけど、処分するのはなんだか申し訳ない…」
そんなときは、神社でのお焚き上げや、お清めをしてから処分するのが一般的です。
多くの人は「年末に感謝を込めて手放す」ことを習慣にしているようです。
また、次の年まで大切に保管して再利用するのもひとつの方法。
その場合は、風通しのよい清潔な場所で、布などで包んで保管すると良いでしょう。
正月飾りと組み合わせると、さらにパワーアップ
年始には門松や鏡餅など、他の縁起物と干支の置物をセットで飾るのもおすすめです。
風水的にも「複数の吉アイテムを組み合わせることでエネルギーが相乗的に高まる」と考えられています。
飾る際は、それぞれの意味を意識してバランスよく配置すると、家全体に良い気が巡るようになります。
まとめ:出しっぱなしでも大丈夫。でも、“意識”が大事!
干支の置物は、ただ飾るだけではなく「どう扱うか」が大切。
出しっぱなしにしても問題ありませんが、きちんと意味を持って飾ることが、運気アップへの近道です。
年ごとに変わる干支の流れを意識しながら、自分の願いや暮らしに合った方法で飾ってみましょう。
来年も、その先も、干支の置物があなたの毎日を少しずつ、でも確実に明るく照らしてくれるはずです。